『コーヒーが冷めないうちに』を観て、涙を流すとともに自分の戻りたい過去について考える
どーも、ぽんです（・ω・）
原作が「本屋大賞2017」にノミネートされた『コーヒーが冷めないうちに』。大好きな有村架純さんが主演ということもありますが、とても気になっていたので観に行ってきました！
出典：コーヒーが冷めないうちに : 作品情報 - 映画.com
【感動・切ない・ほっこり】
【満足度：85%】
〈主題歌〉
- provided courtesy of iTunes
1.どんな映画？
「本屋大賞2017」にノミネートされた川口俊和さんのベストセラー小説を映画化。
過去に戻れる席がある喫茶店を舞台に、来店する人々が体験する出来事が描かれています。
主演に有村架純さん。他に伊藤健太郎さん、波瑠さん、薬師丸ひろ子さん、吉田羊さん、松重豊さん、石田ゆり子さんらが出演。監督には、ドラマ「Nのために」「アンナチュラル」などの演出を担当した塚原あゆ子さん。今作が映画監督デビュー作です。
2.あらすじ
時田数（有村架純）がいとこの時田流（深水元基）と切り盛りする街の喫茶店「フニクリフニクラ」。そこには都市伝説が。その都市伝説は、店内のある席に座ると自分が望む時間に戻ることができるというもの。しかしそれにはいくつかのルールがあった。
1.過去に戻って、どんなことをしても、現実は変わらない。
2.過去に戻っても、喫茶店を出ることはできない。
3.過去に戻れるのは、コーヒーをカップに注いでから、そのコーヒーが冷めてしまうまでの間だけ。コーヒーが冷めないうちに飲み干さなければならない。
4.過去に戻れる席には先客がいる。席に座れるのは、その先客が席を立った時だけ。
5.過去に戻っても、この喫茶店を訪れたことがない人には会うことができない。
戻りたい過去を持つ客が喫茶店に集まる。
ケンカ別れをしてアメリカに行ってしまった幼馴染の賀田多五郎（林遣都）に想いを寄せていた清川二美子（波瑠）。
若年性アルツハイマー高竹佳代（薬師丸ひろ子）と、そんな高竹を優しく見守る高竹の夫、房木康徳（松重豊）。
妹（松本若菜）を裏切り、故郷から離れてスナックを営む喫茶店常連客の平井八絵子（吉田羊）。
喫茶店の常連客で、数（有村架純）に次第に惹かれていく大学生・新谷亮介（伊藤健太郎）。
過去に戻れるある席にいつも座っている謎の女（石田ゆり子）。
決して現実が変わることはないが、それでも過去に戻った彼らに起こった奇跡とは…。そして時田数に隠された真実とは…。
3.予告
4.キャストの相関図
(C)2018 映画「コーヒーが冷めないうちに」製作委員会
5.見どころ
「4回泣ける」はないけど泣けます
「4回泣ける」という本作のキャッチコピー。喫茶店に集う人たちの4つのエピソードからなるドラマということで「4回泣ける」とあるのかと思いますが、僕は1回だけ泣けました。笑
本当の気持ちを吐かずに、心に秘めた思いを隠しながら喫茶店に来る人々を見守っている時田数が、後悔の過去に戻って真実を知るシーン。親への感謝、愛情を感じながら涙を流してしまいました。
また、こんなこと言っておいてなのですが、「4回泣ける」というキャッチコピーは観ている最中も観たあともマイナスに働いてしまう可能性のほうが高いかと思いますので、あまり気にしないほうがよいかと思います。
観ている最中は、これが多分一回目の泣けるポイントだったのかな、あと三回泣けるポイントがあるのか、とか考えてしまいますし、
観終わってからは、泣けなかった人や1.2回だけ泣いた人からすると「4回泣けます」は嘘になってしまいますからね。笑
戻りたい過去について考える
あなたの戻りたい過去はありますか？
過去には戻れるけど、現実は変わらない。それでも過去に戻りたいですか？
『コーヒーが冷めないうちに』を観たあとは必ず考えると思います。
戻りたい過去…。
登場人物たちは、過去に戻ることで前向きに変わっていきます。現実は変わらなくとも、モヤモヤした気持ちや過去への後悔がなくなって人生が前向きになる姿を見て、こちらも気持ちが前向きになります。
6.まとめ
登場人物の心が晴れる瞬間、観ている自分の心も晴れるような、感情移入しやすいスッキリする映画だと思います！
あと、伊藤健太郎さんはめちゃくちゃかっこよく、有村架純さんが信じられないくらいかわいいので気をつけてください。笑
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